2016年の振り返り

いつもは参加した勉強会やワークショップの記録としてブログを使っていますが、今日は2016年の振り返りについて綴りたいと思います。

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点と点がつながる

今年のはじめは、うちの会社が運営しているメディア編集部チームにいました。それ自体もこれまでやったことのない領域の仕事でしたが、その時期やっていたお金まわりの管理業務が評価され、次は事業部全体の管理をやってほしいという流れに。

「主務は事業部の出納管理で〜」と言われていたのですが、エンジニアやデザイナー・ディレクター陣がサービス作りに専念できるようにと、他業務を巻き取りまくっていたところ、何だか法務・総務的な仕事も集まってくるようになり、逆にそちらの部署からも相談をいただくようになりました。

なんとか事業部の体制が整ったかなあ、というところで、「じゃあ、次は事業本部全体みてほしいんだけど。で、次は他事業部にある管理室と兼務で」…と、仕事の領域がどんどん拡大していきました。

そして、実は、普段の仕事と並行して、自信がないExcelやPPTなどを外部の勉強会で補充ながら進めていきました。ただの知識だけで終わらないようにしたいと思っていたら、その後PL作成(コスト面だけ)やLTへの登壇など、実践するチャンスに恵まれたのもありがたかったです。

とにかく、人・情報・機会など、いろんなところにちらばったそれがうまく繋がり、わたしもそれを繋げに行った一年でした。

流れをととのえる

きらいものは「停滞」。滞りを取りのぞいて、きれいな流れをつくるのがすきです。
今年は、事業部で流れが滞っている部分を解消して、きれいに進むように意識してやってきました。稟議の書き方、社内便の使い方、利用システム・ツールの管理方法、業務委託契約の結び方など、小さなことから大きなことまで運用方法・ルールを踏まえ、全てフローをまとめまくりました。スッキリ。

ちいさな気配りを添える

「あ!経費精算しないと!」
「そろそろ、経営会議の附議資料準備する時期だなー」
「年末年始のお休みカレンダーはここにあるよ」
大事な時に間に合うように、折に触れてリマインドするようにしてきました。リマインド魔。わたしのカレンダーにはいろんな人の予定を登録しているため、スケジュール帳がいつもレインボーカラー。すっかり色で誰の予定か見分けられるようになりました(きっとどこかで役立つと期待)

まとめ

「仕事なにやってるの?」と聞かれると、「えーと、これとこれとこれやって…」と、はっきり答えられないくらい色んな分野に携わらせていただきました。そして、自分一人で完結するものはほとんどなく、まわりと連携することではじめて形になる仕事。一年を通して、自分のすきなことと強みがわかったのが何よりの収穫でした。

サービス事業本部・事業管理室をはじめ、法務・総務・経理のみなさま、いつもありがとうございました。2017年もどうぞよろしくお願いします!

じぶんの武器を見つける方法

実は、こっそり生まれて初めてのLTに参加してきました。自分なりにがんばって話してきたので、その記憶をしたためておきます。

概要

「港区100人カイギ」とは?

富士通デザインが手がける、「HAB-YU」という場を活用した人と人がつながるプログラムです。HAB-YUとは、人「Human」・地域「Area」・企業「Business」(=HAB)を多種多様な方法で「結う」(=YU)ことを意味するんだそう。(最近、「君の名は」を見たせいで、HAB-YUロゴが組み紐に見える…)

港区で働く人々が毎月何人か登壇して、100人までバトンをまわそう!というイベントです。

「100人カイギ」リレーの登壇者たち

資生堂の研究者から華道家、脱サラして水タバコBarを立ち上げた方など、職種もさまざま。個性豊かな方々が登壇されました。
かくいう私は、超一般的な総合職。逆に、専門職じゃない自分が歩んできた道について、発表してきました。

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発表内容:「じぶんの武器を見つける方法」

今回発表したのは、〝WILL〟〝CAN〟〝MUST〟を全く言葉にできなかった私が、紆余曲折しながら〝CAN=じぶんの武器〟を探ってきたお話。

www.slideshare.net

やり方

武器を探りあてるまでの進め方を、ざっくりまとめてみました。

  • STEP1 理想像を書き出す
  • STEP2 新領域に挑戦する
  • STEP3 成果を発信する
  • STEP4 全力でやり切る 

STEP1 理想像を書き出す

まず、モヤモヤしているなら、どうしたいのか?を書き出してみます。(
「これぐらいでいいかな」と自分で自分に限界を設けてしまいがち。本当にこんなこと書いていいのかな?くらいの壮大な夢でOK)

書き出してみたときに、わたしは営業とは違う分野の仕事をやってみたいと思い始めました。でも、これまでの実績もないからすぐに任せてもらえない。上司や周りに納得してもらうために、ここからアクションを開始していきました。

STEP2 新領域に挑戦する

実績をつくるべく、片っぱしから自分の興味ある分野に首を突っ込んでいきます。社外の勉強会へ土日に参加するなら、誰からも文句は言われません。そうすると、本当に興味があるのか?それが向いているのか?好きか?いろんなことが分かってきます。
また、社内でも、やさしい上司をみつけて頼み込んでみると、今の業務をやりながらであれば、ほんのすこしだけなら任せてもらえることも。

ちなみに、私は自分が書いた社外勉強会のブログ記事がきっかけで、記事の編集という仕事を任せてもらうようになりました。

STEP3 成果を発信する

何か挑戦したら、学んだことを必ずまとめて成果物にしていきます。とにかく、見える形で、正しくアピールすることがとても大事。

私自身、上司との面談、SNS上での発信、社内掲示板に知見をアウトプットする…などなど、いろんな局面で発信しました。やりっぱなしにせずに振り返る意味でもとても大きな意味があったと実感しています。

STEP4 全力でやり切る

もしも、自分の頑張りが認められて、新しい領域の仕事を任せてもらえるチャンスがきたら、どんなことでもしのごの言わずに全力でやりきります。大事なのはまわりの信頼を勝ち取ること。

私は、編集業務と同時に任せてもらったお金の管理まわりの仕事が評価され、実はいま事業部全体の出納管理・法務/総務とのハブになる連結役をやらせてもらえるようになりました。 

「なぜ上手くいったのか?」を考える

ふと、新卒の頃に事業部長がくれた一言を思い出しました。「なぜ上手くいかなかったかを考えるのは大事。でも、なぜ上手くいったのかを考えるのはもっと大事なんやぞ」と。忙しいくてつい見過ごしがちですが、ちゃんと時間をとって振り返るのは、やっぱり大切だなと噛みしめました。

こんなきっかけをくれたリコーの大江さん&素敵な場を作ってくださった高嶋さん、ありがとうございました!そして、三連休中にも資料作成にアドバイスをくださった上司のなかじさんに心から感謝です…!

Excelで財務モデルとPLシミュレーションを作ってみる会_ver2

少し前になりますが、、「あと2回くらい作ったら、自分で収益計画が作れるようになりますね」という先生のコメントを素直に信じて、第二回収益計画シミュレーション会に参加してきました。学んだこと・視点を忘れないように、ここに記します。

概要

 

シミュレーション作成の基本

myoncy.hatenablog.com

 収益計画の作り方は、前回と同様です。必要数字を集め、複数のケースを設定したシミュレーションを作っていきます。

収益予測をつくる時に見直すべき4つのポイント

作るのが2回目だからこそわかったことを踏まえて、大事なポイントを整理します。

1. 数値入力方法に気をくばる

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Excelでシミュレーションは、ひとつひとつの数値入力の集合体で成り立っています。そのため、小さな歪みが全体に影響を与えます。過去の平均値を今後10年間の推移で使用する場合、「ベタ打ち入力」よりも、左隣の数値を参照する形でひも付けするべし。元が「103.1%」のものが「103%」になると、数年で大きなズレになってしまうためです。 

2. 「相関」は関係なさそうなもの同士をみる

例えば、「売上」と「国内たばこの売上」は、関連性があって当たり前。相関図を作っても意味をなしません。逆に、売上を構成している「販売数」と「単価」など、一見関係がなさそうな項目同士を確認するために使うと、売上拡大のドライバーとなる要素が明らかになって有意義な相関分析になります。(わたしは力一杯相関図を作りまくって疲弊しました( ˘ω˘)スヤァ) 

3.  数値をなじませる

みんなの想いと勢いをそのまま数字にのせると、現実味のない数値になりがちです。「いやいやいや!これ業界No1すでに抜いてるから!」、「こんなに低かったら、そもそも伸びないよ!」etc…

規模や推移傾向は、他社実績と過去比較しながらぐっと俯瞰するべし。そうすることで数値に妥当性を持たせられるそう。業界軸&時間軸をもって、どれだけ数字をなじませられるかがセンスの問われるところです。

4.  最終的な未来図は数字でみせる

先生曰く、すべてのシミュレーションの最終的な考察まとめは、数値で終えるというのがセオリーとのこと。「この施策をやると、こういう画が描けますね」と最後に整えるとキレイにまとめることができます。

ビジネスシミュレーション:「日本たばこ産業株式会社」

www.slideshare.net

今回は、グローバル企業であるJTでシミュレーションを作成。資料の順番にアラがありますが、全体の流れと見るべきポイントが分かるようになってきたことが実感できました。

情報を整理し、読み解くこと

もともと、この講座を受講したのは、「Excelがもっと使いこなせたらいいなあ」というふんわりした気持ちがはじまりです。作った資料が「わかりにくい」と言われた過去から、ExcelもPPTもずっと嫌いでした。 

まわりにいる人々の中で抜群に資料がわかりやすいのはデザイナー陣。それは、図でみせるやり方をわかっているからだと思っていました。でも、そんな人々にアドバイスをもらい、インフォグラフィックピクトグラムの本を読んだり、聞いたりした結果、どうやらすべての起点は「情報を分解して整理する」ところに着地しました。

今回の講座もそうですが、収益計画を考える際の、「売上や費用の構成要素を程よい粒感で分解する」、「資料に落とし込む際にどの要素で並べるかを考える」…など、これらの前提には〝情報を整理する〟という段階があります。発表会資料を作りながら、ここ2年間で1000テキスト以上ごまごまとしたメモをとって練習してきたことは、少なからず身になったと実感。 

ただ、それだけではなく、時間や業界といった第三の視点を加えて見ることで、数字を奥行きのある目線で読み解けるんだということが分かりました。次はこの新しい視点もアップデートします٩( 'ω' )و!

Excelで財務モデルとPLシミュレーションを作ってみる会

今年度から今まで業務が一変し、「P/L」のLost部分を管理する仕事をしています。ざっくり言うと予算管理の一端を担う仕事ですが、できれば全体像も理解できるといいなあ…というわけで、自分でそのシミュレーションを組み立てる勉強会に参加してきました。夜な夜な悶絶しながら作り上げた気持ちと、そのやり方を忘れないように、ここに記します。

概要

ビジネスシミュレーションとは?

その企業・サービスの売上・収益構造を理解し、今後の収益予測を算出するシミュレーションのことです。プロジェクトを管理している責任者や経営者達が、日々目をこらして見ているだろう今後の収益予測。

どうやって作るの?

組み立て方

  • STEP1 必要情報を収集する
  • STEP2 収益構造を分解する
  • STEP3 過去実績をまとめる
  • STEP4 財務モデルを作る
  • STEP5 検証ケースを設定する 

STEP1 必要情報を収集する

企業の情報は様々な場所に散らばっています。ホームページ、決算書、アニュアルレポート、ファストブック、etc…。まずは現状を把握するべく読み漁るべし。
何で売上を作っていて、今後どうしていく方針なのかがわかると、仮説が組み立てやすくなるので、それをメモしながらとにかく読みこんでいきます。ここだけで私は4時間かかりました。 

STEP2 収益構造を分解する

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ざっくり仮説を作ったら、売上を構成しているものを細かく分解していきます。まずは、事業や分類で分け、それを算出するために必要な構成を書き出します。例えば、アパレルの売上なら「客単価×客数」という数式で算出。そんな風に、要素レベルまで細分化していきます。 

STEP3 過去実績をまとめる

なんとなく仮説をもとに収益構造が分解できたら、それを確認するためにExcelを開きます。表に過去実績数値を反映した上で、どの要素が売上に連動しているのか確認するべく、それぞれの数値同士で「相関」の度合いを確認していきます。

要注意ポイント

STEP2とSTEP3を、行ったり来たりしながらキレイに整えていきます。とにかく、公にされている数値を見つけるのだけでも超絶時間がかかります。近道はないので、わりと胆力が必要です。自分の勘と仮説をたてられそうな要素を見つけて、道を切り拓きましょう。ただひたすらがんばるメソッドです。 

STEP4 財務モデルを作る

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ここまでくると、Excelの表が埋まってきて、ちょっとテンションがあがります。さらに過去実績と同じ数値を参照する箇所をガーッと埋めて、一気にスッキリ。且つ、だいたい相関がわかった状態なので、「数字どうしようかなー」とニヤニヤできるようになります。 

STEP5 検証ケースを設定する

今後そのビジネスがどうなるのかを検証するために、3つのケースを設定します。うまく行った時とそうでない時を踏まえてどんな状況にも対応できるよう予め見立てを作っておきます。

  • 楽観ケース
  • 普通ケース
  • 悲観ケース 
要注意ポイント

楽観ケースを設定する際に注意するべきは、その「伸び率」。気持ちよく伸び続ける成長比率を全てそのまま反映してしまうと、パッと見凄そうに見えて現実味のない妄想になってしまうことがあります。(わたしの場合はそうでした。)なので、あまりにも数値にリアリティがない疑惑が浮上したら、同業他社の数字と比較して妥当性を確認したほうがいいかも。 

ビジネスシミュレーション:「株式会社 ファーストリテイリング

 

    

www.slideshare.net


今回の課題企業は「株式会社 ファーストリテイリング」。アパレルは収益構造がわかりやすいので、作りやすいそう。 

備考
  • 本当は収益構成を「売上=客単価×客数」としたかったのですが、数値データがなかったため、「店舗数×一店舗あたりの店舗数」という形で分解しています。
  • 最後の収益推移グラフが、楽観ケースでかなりアグレッシブな成長を描いている点は、やさしく見守ってやってください。
  • Excel元データはこちらには上げていないので、ぜひ作ってみてください! 

手を動かしてはじめて「目線」と「感覚」がわかる

この発表会は、もともと「Excelを使ったビジネスシミュレーション作成講座」の派生版でした。本講座を受けたのは一ヶ月以上も前。正直、その時頭に詰め込んだはずの知識はすっかり抜け落ちていたため、とにかく手探りで先生のお手本とにらめっこする日々。本当に(遠い目)めちゃくちゃ大変でした。 

実際に作ってみて、「百聞は一見にしかず」だと痛感。自分で手を動かし、考えることではじめてわかる感覚があります。「何が収益を伸ばす鍵になるのか?」「そもそも収益構造を見るにはどこをみるべきか?」…その視点・感覚を知ったことが、一番の収穫でした。 

余談ですが、「もう、どんな質問がとんでくるかわかんないから!こわいから…!」と、用意していた大量のメモは全く使うことなく、こっそりお蔵入り。あたたかく聞いてくれたみなさん&くまのさん、ありがとうございました:)! 

「外資系投資銀行のエクセル仕事術」を学ぶの会

むくむく学び欲に火がついて来ています。myonです。

今年度、お金の管理を担当するにあたり、Excel知識がいたって普通なため、少しでも分かりやすいものにできたら…と、超Excelを使いこなしている元外資系金融出身の先生が教えてくれる基礎講座に飛び込んできました。

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概要

  • 内容:エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション・セミナー 基礎編
  • 講師:熊野整さん
  • 日時:4/9(土)16:00-18:00
  • 場所:スマートニュース株式会社
講師 熊野整さん

外資系金融会社にて、M&Aや資金調達に携わった後に、リサーチ会社の事業計画の立案から予算管理担当を経て、IT企業の財務担当をされています。 

目的

  • Excelを使いこなして、ビジネスのシミュレーションを行いたい!
  • しかし、手段を使いこなすまでに迷路に迷い込むケースが多いので、どの形でゴールへ向かうのかを整理しながら進めていくよ!
  • また、他の仲間が同じ道で迷わずにすむよう、道順をわかるようにしておく!

Excelの土壌を整備する

兎にも角にも、まずはみんなが入力するExcelの環境を整えた上で進めていきます。

フォーマットを整える

「えっ?」と、目を疑うことなかれ。改めてこれを機に見直してみると、みんな自分独自メソッドで表を作っているケースが少なくありません。表の作り方、項目の入力規則、数字の色、計算を入力する流れ…などを決めて認識を同じくしておくと、一気に分かりやすくなります。ここだけでも迷子激減!

POINT
  • 列・行の幅を整える
  • フォントを統一する
  • 数字にカンマをつける
  • 左から右に向かって計算する

…etc 

計算式を確認する

Excelは、人間の頭よりも正確に大量の計算をこなしてくれますが、人が何かを修正した際に他の行に反映し忘れてしまうことも。そんな時は、「数式」にある「参照元トレース」が便利!どことどこのセルで計算して切るのかを一瞬で紐付けて見える化してくれます。

面倒くさくても、一時が万事。ここをきちんとケアしてあげると、大きな火事にならずにすみます。

 POINT

数式にある「参照元トレース」、「参照先トレース」でチェック! 

使いこなす

シミュレーションを行う

熊野さん曰く、数字を当てはめたら、当てはまっている数字をいじって遊んでみることが大切!とのこと。私もIT系広告代理店で通販化粧品の獲得シミュレーションを作っていたことあるので、イメージは分かります。

「AもBも全部うまくいったら、これだけ数字がでる」
「AもBもここまでしか数字が出なかったら、これくらいの金額になる」
…など、いくつもパターンをあらかじめ想定しておくことで、そのビジネスの見立てが数字という裏付けをもって語れるようになります。

(※講座で学んだ要素をざっくり抽出して書き留めていますが、20人以上なら企業で研修もしてくれるそうです)

キレイに収まりよく整っている様は気持ちいい

かく言うわたしは、片付け魔。Excelと直接関係ないかと思いきや、物事が整っている状態が何だか似ている気がしてます。みんなが見易いものを形にしていくツールとして、Excelと仲良くなるぞo(・ω・´o)!

分析と戦略を学ぶの会 

お久しぶりです、、myonです。
日々の業務に毎日向き合うことに手一杯になり、更新が滞ってしまっていました…が!新年度からお金の出納管理も担当することになったため、また新しい学びの場に出没してきました。

学びのエッセンスと所感を忘れないように、ここに記します。

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 概要

  • 概要:分析から経営戦略立案までのアウトライン
  • 講師:中村亮一さん
  • 日時:2016年4月3日 13:00-17:00
  • 場所:アイコンフォート神田橋ビル
講師/中村亮一さん

金融系リース関連・IT企業の余剰金管理・IT系投資銀行の立ち上げなどを経て、現在はご自身で起業し、様々な会社のリアルな経営に食い込んでいる、現場を知っているコンサルタントさんです。

アジェンダ

  • 報告と分析の違い
  • 分析と戦略の違い
  • 分析を活用した経営戦略の立案方法

分析とは

「◯◯を分析しといて〜」と上司に言われた経験はありませんか?辞書を開くと、「分析とは、事柄を細かな要素に分けてよく見て不明点を探りはっきりさせること」という記載がされています。要素に分けると、下記3つ。

  • 細かく分ける
  • 他と比較する
  • 差の原因を探る

細かく分けてみる

例えば、下記のように具体的に要素を細かくわけること。

  • 割合に変換
  • 実数を分解

よく見る

対象物を観察して、他との差を見つけ、比べること。

  • 時間軸で並べて比較
  • 同業 同サービスで並べて比較

差の原因を探る

  • 何が差の原因になっているのか探ること
  • 具体的には、マクロ事象・ミクロ事象の視点でみる
マクロ事象
ミクロ事象
  • 会社やサービス個別の理由:Q&Aで探る
  • マクロ事象ではないものは、すべてミクロ事象を疑う

戦略とは

分析と同様に、「戦略」の意味も紐解いていきます。辞書に書かれている内容としては、以下のとおり。つまり、〝勝つための設計図〟ということ。

  • 前提条件として、自社組織が戦略と戦術をどういう意味合いで使っているか要確認
  • 意味としては時手を出しぬいて勝つための方向性

手順

「分析」と「戦略」の意味を理解した上で、早速噂の「分析」なるものを順番に進めていくことに。数多くの情報をもれなく・ダブりなく整理するためにフレームワークを使います。多少なりとも分析に紐づく仕事をやったことがある方なら絶対に聞いたことがある鉄板のそれを使っていざ分析&戦略練習を開始〜!

使うもの

3C分析

三つの円が重なったベン図の、よく見るアレです。Cunsumer・Company ・Comtetiterの三つが重なっている部分を整理する枠。

SWOT分析

自己分析なんかでもよく使われる強み・弱み・機会・脅威という4つの箱に分けて整理する分析。現在の状況だけでなく、今後予測される価値についても記載できるのが使い勝手がいい反面、自分の主観が入りやすいため、本当に客観的な情報を当てはめられるかどうかが使いこなすポイント。

PEST分析

Segmentation・Targeting・Positioning・という視点で見る分析。

手順

フレームワークを単品で使うのではなく、複数使いながら情報を整理し、分析&考察を進めていきます。

  • STEP1 まずは市場を見る
  • STEP2 PEST分析からやる
  • STEP3 強み・弱みを考える

ポイント

  • STEP2では、自分ではどうにもならない外的要因である下段から埋める
  •  STEP3では、必ず相対評価で事実に基づいた分析をする(社風とかそういったものは他者比較ができないので、それはそのまま置く) 

実践編

…と、フレームワークを一通り見返したところで実践編へ。とある製薬会社の経営戦略を立てるケーススタディを2人ペアでやることに。何が大切な要素かわからないため、とにかく全て要素を書き出し、フレームワークの表にポストイットで貼りながら整理。「時間足りない!何が大事かわからない!」とワーワー言いながら、なんとか戦略を練って発表まで持って行きました。正直、情報を整理してまとめることだけで手一杯。時間が足りなさすぎました。(変化の波が激しい昨今、これを乗りこなしている世の経営陣には尊敬の念を覚えました…)

「切り口」をいくつ思い描けるかが鍵

実際に手を動かして感じたことは、散らばっている要素をどの「切り口」で切り出すべきか?という視点をいくつもっているかが鍵だということ。散らばっている情報をかき集め、点と点を繋いで線を描いていくためには、そこがとても大切なように感じました。「多角的」と口にするのは簡単ですが、これは普段から意識してこそ自分の意思で使いこなせるようになるとのこと。 

毎日大量の仕事と向き合っていると、つい目の前のことに目が向きがちですが、大きな流れの中でその一つ一つが何を担っているのか?を頭の片隅に置いた上で俯瞰しながら進めるんだ…。o.゚。ヽ(o´д`)八(´д`o)ノ。゚o。

UX、デザイン思考、サービスデザインのための「ワークショップのワークショップ」に行ってきた

こんにちは、myonです。先日、うちの会社の仲良しデザイナーたかなちゃんがファシリテーターをつとめるデザイン思考のワークショップに参加してきました。

「デザイン思考を学ぶ」と題した今回のワークショップ。UI/UXに関して、会社のデザイナーさん達が先陣を切って非技術職向けに簡易版の研修を実施してくれたこともあり、ざっくりイメージはできているつもりでしたが、実際にプロトタイプをその場で作り、改善し、完成させるまでを一貫して行うのははじめて。

 通常10週間かけて行うところを90分に凝縮した密度の濃い体験を忘れないように、ここに書き留めておきたいと思います。

概要

  • 場所 住友不動産青葉台タワー
  • 日時 8月8日(土)13:00-19:00
  • ファシリテーター 古賀彬さん、佐々木博史さん、佐藤史さん、高森千恵子さん、吹上花菜子さん
  • テーマ デザイン思考ブートキャンプ~お財布プロジェクト~

 (※『「ワークショップのワークショップ」て、書きまちがえなんじゃ…』と思った方、実はこれが正式名称です。こちらは、6月に同内容で行われたものを参加者だった数名が実際にファシリテーターとして実践するリレー形式の企画なのです。)

デザイン思考って何?

根本となる軸は、「ユーザーのニーズを把握した上で、サービスを形にし、実際にニーズと合致しているか検証しながら改善してよりよいものを作り上げていく」という考え方です。

今回のワークショップでは、この基軸をベースに、実際に手を動かしながら学んでいくスタイルで進めていくことに。一枚一枚パワーポイントを使って長々と演説するよりは、その場で見せたほうが早いし、「手を動かしながら考えるのがよい」とはエジソンを筆頭にした世界の偉人達のススメに則り実践していきます。


全体の流れ

下記のSTEPでユーザーのニーズヒアリングから、プロトタイプの改善までを一気に行います!

  • STEP1  理想の財布を描く
  • STEP2  パートナーの理想の財布を描く
  • STEP3  相手と組んでチェック
  • STEP4  どういう財布がいいか提案する
  • STEP5  振り返りタイム 

STEP1 理想の財布を描く

「まずは理想のお財布を書いてみよう!」ということで、実際に「理想の財布」を描きだしてみます。語るより絵で見せたほうが早い(Show Don`t Tell!)!と、とにかく絵に落とし込んでみます( ..)φ 

STEP2 パートナーの理想の財布を描く

パートナーを組んだ相手が描いた理想の財布と普段のライフスタイルについてヒアリングし、現状と理想を把握します。短期間で潜在的なニーズを引き出し、見極めるのことのむずかしさ…!これは鍛錬が必要です。

また、手に入れた情報から、どういった財布なら相手が『そういう財布理想的(●´ω`●)』と言って貰えるのかをイメージしながら、必要な機能についてアイディア出しを行います。

ここで大切なのは、実装できるかどうかは一旦置いておいて、ドラえもんが持っているかもしれないレベルの発明モノも入れてみること。こんなモノいいな・できたらいいな♪と、6つ程アイディアをひねり出してみます! 

STEP3 相手と組んでチェック

自分が考えた「理想的な財布」にあるべきすごい機能を相手にプレゼンしてみます。

私と一緒に組んでくださった方はとても優しいお姉さんだったので、どの機能についても「いいよね~」と反応してくださっていたのですが、はじめて会った相手に「それ気に入らない」と言う人はあまりいないので、しっかり些細な反応を見ておくことが重要かも?と感じました。 

STEP4 どういう財布がいいか提案する

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機能まで落とし込んだら、実際にモノを作ってみます。短時間の図画工作でも意外と形になるものですね・・・!ここでは時間内に作り上げ、相手にみて貰い、反応を見た上で、改善するところまで行います。 

STEP5 振り返りタイム

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本当は10週間かかるところを、90分に凝縮したのだから、そりゃー内容も濃くなって当然。3時間くらい通しでのワークショップでしたが、あっという間に時間が過ぎました。みんなでお互いの作った作品を紹介し合い、終了~!

デザイン思考は三次元を解する

懇親会でお話した方の中に、かつて工学を学んでいたという方がいらっしゃいました。印象的だったのは、「デザイン思考は3次元を解するものだ」というお話。聞けば、『工学は「1か0か」のどちらかを解明することをやっていたけれど、それだけではなく、もう一つの解が存在することに気付いた。それを紐解くのがデザイン思考だと思う』とのこと。

名称に「デザイン」という単語がついているがゆえに、デザイナーのものでしょ?と思われがちですが、物事に白黒つけるのではなく、お互いにとっていい塩梅をみつけていく解決策としてこういう視点を持っておくのは結構役立つもの。

私も、ついつい何でも白黒はっきりさせたい派でしたが、よい着地点を探っていくのもいいんじゃないかと思えるようになった今日この頃です( *´ސު`*)