UX、デザイン思考、サービスデザインのための「ワークショップのワークショップ」に行ってきた

こんにちは、myonです。先日、うちの会社の仲良しデザイナーたかなちゃんがファシリテーターをつとめるデザイン思考のワークショップに参加してきました。

「デザイン思考を学ぶ」と題した今回のワークショップ。UI/UXに関して、会社のデザイナーさん達が先陣を切って非技術職向けに簡易版の研修を実施してくれたこともあり、ざっくりイメージはできているつもりでしたが、実際にプロトタイプをその場で作り、改善し、完成させるまでを一貫して行うのははじめて。

 通常10週間かけて行うところを90分に凝縮した密度の濃い体験を忘れないように、ここに書き留めておきたいと思います。

概要

  • 場所 住友不動産青葉台タワー
  • 日時 8月8日(土)13:00-19:00
  • ファシリテーター 古賀彬さん、佐々木博史さん、佐藤史さん、高森千恵子さん、吹上花菜子さん
  • テーマ デザイン思考ブートキャンプ~お財布プロジェクト~

 (※『「ワークショップのワークショップ」て、書きまちがえなんじゃ…』と思った方、実はこれが正式名称です。こちらは、6月に同内容で行われたものを参加者だった数名が実際にファシリテーターとして実践するリレー形式の企画なのです。)

デザイン思考って何?

根本となる軸は、「ユーザーのニーズを把握した上で、サービスを形にし、実際にニーズと合致しているか検証しながら改善してよりよいものを作り上げていく」という考え方です。

今回のワークショップでは、この基軸をベースに、実際に手を動かしながら学んでいくスタイルで進めていくことに。一枚一枚パワーポイントを使って長々と演説するよりは、その場で見せたほうが早いし、「手を動かしながら考えるのがよい」とはエジソンを筆頭にした世界の偉人達のススメに則り実践していきます。


全体の流れ

下記のSTEPでユーザーのニーズヒアリングから、プロトタイプの改善までを一気に行います!

  • STEP1  理想の財布を描く
  • STEP2  パートナーの理想の財布を描く
  • STEP3  相手と組んでチェック
  • STEP4  どういう財布がいいか提案する
  • STEP5  振り返りタイム 

STEP1 理想の財布を描く

「まずは理想のお財布を書いてみよう!」ということで、実際に「理想の財布」を描きだしてみます。語るより絵で見せたほうが早い(Show Don`t Tell!)!と、とにかく絵に落とし込んでみます( ..)φ 

STEP2 パートナーの理想の財布を描く

パートナーを組んだ相手が描いた理想の財布と普段のライフスタイルについてヒアリングし、現状と理想を把握します。短期間で潜在的なニーズを引き出し、見極めるのことのむずかしさ…!これは鍛錬が必要です。

また、手に入れた情報から、どういった財布なら相手が『そういう財布理想的(●´ω`●)』と言って貰えるのかをイメージしながら、必要な機能についてアイディア出しを行います。

ここで大切なのは、実装できるかどうかは一旦置いておいて、ドラえもんが持っているかもしれないレベルの発明モノも入れてみること。こんなモノいいな・できたらいいな♪と、6つ程アイディアをひねり出してみます! 

STEP3 相手と組んでチェック

自分が考えた「理想的な財布」にあるべきすごい機能を相手にプレゼンしてみます。

私と一緒に組んでくださった方はとても優しいお姉さんだったので、どの機能についても「いいよね~」と反応してくださっていたのですが、はじめて会った相手に「それ気に入らない」と言う人はあまりいないので、しっかり些細な反応を見ておくことが重要かも?と感じました。 

STEP4 どういう財布がいいか提案する

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機能まで落とし込んだら、実際にモノを作ってみます。短時間の図画工作でも意外と形になるものですね・・・!ここでは時間内に作り上げ、相手にみて貰い、反応を見た上で、改善するところまで行います。 

STEP5 振り返りタイム

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本当は10週間かかるところを、90分に凝縮したのだから、そりゃー内容も濃くなって当然。3時間くらい通しでのワークショップでしたが、あっという間に時間が過ぎました。みんなでお互いの作った作品を紹介し合い、終了~!

デザイン思考は三次元を解する

懇親会でお話した方の中に、かつて工学を学んでいたという方がいらっしゃいました。印象的だったのは、「デザイン思考は3次元を解するものだ」というお話。聞けば、『工学は「1か0か」のどちらかを解明することをやっていたけれど、それだけではなく、もう一つの解が存在することに気付いた。それを紐解くのがデザイン思考だと思う』とのこと。

名称に「デザイン」という単語がついているがゆえに、デザイナーのものでしょ?と思われがちですが、物事に白黒つけるのではなく、お互いにとっていい塩梅をみつけていく解決策としてこういう視点を持っておくのは結構役立つもの。

私も、ついつい何でも白黒はっきりさせたい派でしたが、よい着地点を探っていくのもいいんじゃないかと思えるようになった今日この頃です( *´ސު`*)